2018/12/29

2018年に見つけた、2018年以前リリース曲のベスト20 by バイブス≒機運

バイブス≒機運です。

今回は、2018年に知った、2018年以前にリリースされた楽曲ベスト20ということで、
以下順不同であげております。
ごちゃごちゃ書いていますが、そんなのはどうでもよくて、
とりあえず聞いてもらえるといいなと思っております。
2018年リリース曲のベストはこちらですので、併せて見ていただけると嬉しいです。


1.Riky Rick - Stay Shining (feat. Cassper Nyovest, Professor, Major League & Ali Keys)
サンプルのサウンドに、アフロビートの軽快なリズムが心地よい仕上がり。
クラブイベントの終盤に流れると沁みます。


2.Joey Bada$$ - Devastated
今年は個人的にトラップがようやく聞いていて楽しくなってきた、
楽しみ方がわかってきた1年だったのですが、そのきっかけの1つともいえる1曲。
決してど直球のトラップではないですが、これくらいから入るとあまり構えず楽しく聞けます。


3.Dance Area - AA 24/7(Original Mix)
エレクトロとRave感がいい塩梅で今年の自分の気分にハマってました。
ここでドンと来るかなと思ったらちょっとスカされる感じもよい。
どうせならでかい箱で爆音で聞きたいっす。


4.Pizzicato Five - pizzichannelesson5 ~HALFBYの女性上位時代 cut-up by Halfby
Sylvieに出させていただくのにあたって、主催のキスミナ君がJPOPのハウスを
いろいろ探していると聞いて、真似して探して見つけた一曲。
DJでは結局使いませんでしたが、ピチカートの全部のせ感が超贅沢。

5.Bwi-Bwi - Insight(Original Mix)
ハウスのパーティーに出していただくにあたり、探していた時に出会った一曲。
思わず真似して歌いたくなるようなフレーズがある曲は、もうそれだけで最高。


6.Theo Walbeck - Someone 2Night
たしかSylvieの初回で©OOL JAPAN氏が流していたのをshazamして知った気がします。
強くはねるキックで始まり、ヴォーカルが入ってきて少しずつ様相が変わり、
最終的に景色ががらりと変わる感じがDJで使うときにもアクセントになってよかった。


7.JOWOOCHAN - VVIP (feat. Sik-K & Gaeko)
韓国のテレビ番組『Show Me The Money』からの1曲。
掛け声ができるパートと、ラップで聞かせるパートと、印象的なサビと言うことなしの1曲。
同番組や高等ラッパー等のテレビ発のコンピをよく聞きましたが、韓国内でのラップ人気の高さとラッパーのレベルの高さを感じることができます。


8.3RACHA - P.A.C.E. (Prod. CB97)
Skepta ft. JME - That's Not Meを彷彿とさせる、本格的なGrimeをしっかりやっていて、
この人らがアイドルになる世界線ってどうなってるんだと改めて感心した1曲。


9.Damndef X LOBOTOME - No Brother
同じ韓国ですが、こちらはアンダーグラウンドシーンのより攻撃的なGrime。
Damndefのラップからを聞くと、Grime独特のたたみかけるような早口のラップが
韓国語に合っているんだなと思わされます。


10.Crush - Oasis feat.ZICO(Millic Remix)
STUDIO VOICE Vol.413のアジア音楽特集でMillicを知り、tonedenからDL。
Future Bass的なビートが原曲の爽やかさに加えて、重厚さを感じさせます。
ソロアルバムの完成度も高いですが、来年はFANXY CHILDでいろいろやってほしいな
という期待が高まります。


11.Wonderframe - LINE... (feat. Youngohm)
こちらもSTUDIO VOICE vol.413で紹介されていた、タイの女性ラッパーによる1曲。
地元のヒップホップクルーとワーナーのコラボでこれが生まれてくるという事実が希望そのもの。
このSTUDIO VOICEは、今まで知らなかったアジアのシーンのバラエティ豊かな側面と質の高さ、
アジアのそれぞれの国ごとの事情・流行を含めて細かく知ることができたし、
調べてみるきっかけになったという意味で、今年最も面白かった雑誌の一つかなと思います。


12.Lukas Nystrand von Unge - It Always Rains
とにかくカットアップに目がないので、それをこのディスコサウンドでやられたら
身体が勝手に受け入れてしまう。絶妙になんて言ってるかわからんところが好き。


13.Mella Dee - Techno Disco Tool (Todd Edwards Remix)
テクノとディスコ、どっちもいいなら両方混ぜればいいっていう純粋な発想から、
そのまま出来上がったんだろうなという原曲の素晴らしさだけでも充分なんですが、
そこにtodd edwardsが軽快さとグルーヴをこれでもかと足している一曲。
誰でも楽しく踊れるハウスというのはこういう曲のことなのかなと思います。


14.NY STOMP - The NY House Trak (Original Mix)
90年代NYハウスってほんとにかっこいい。
Feel The Rhythm of Houseというサンプルを使っても、サンプル負けしない良い曲最高。


15.Limited Toss - Special Request
bandcampのウイッシュリストがやたらと増え続けていたので、昔何入れてたっけなと
振り返ってたら、再生即テンアゲで購入。
こういう4つ打ちからの流れで聞けるレイヴが、来年以降は本格的に流行っていくことを
ひそかに祈っております。


16.Hoshina Anniversary - Everybody Plays The Music feat. Kodai (Tofubeats Real 078 TRAX)
tofubeatsのリリースはほとんど追っていたつもりでしたが、beatportで検索して
知らないやつがあると思ってとりあえず購入。
当時からの代名詞的なカットアップとサンプル使いが光りますが、
中盤のアシッドが入ってくるあたりからハードなサウンドになるところが好きです。

17.Textasy - Wave Racer
Textasyはこういうスロージャングルと、がっつりジャングルのどちらも良くて、
今一番おもしろいプロデューサーの1人だし、日本で見たい!!!
謎の鳴き声みたいなやつ聞いてるだけでめちゃくちゃ楽しくなる。


18.carios&DKXO - year-end tax adjustment Beat by PICNIC WOMEN
伝説的ジューク×ラップコンピ『160or80』に収録。リリース当時はBad Habitが大好きでしたが、
今聞くとこっちの方が強く刺さるのは、それだけ自分が年をとったということなんだと思います。
ちょっとしかしほんとにエモすぎる。


19.ミツメ - エスパー
2人の心情や関係性を絶妙な温度感で描写した歌詞と、サビのメロディーの
ポップでありながらも、ちょっと違和感というか、耳に残る感じが印象的な一曲。
ちゃんと調べたら2017年12月リリースだったのでこっちのベストに入れましたが、
2018年のベストの方に入れるつもりで考えていたくらいよく聞きました。


20.RATN - あともう一回だけ
神秘的なサウンドと、儚さを感じさせるヴォーカルの歌声との調和が美しく、
何度も聞いていると別の世界に行ってしまいそうな感覚になります。
トラックは、エレクトロニカの中にエクスペリメンタルな雰囲気も感じられますが、
全体としてはポップスとして聞けてしまうのも不思議な魅力です。



以上、書いてから振り返ると、ハウスとラップが中心ですが、
ジャンルとしては比較的ばらけたラインナップになりました。
spotifyを始めたので、次々リリースされる新譜のあれこれを追うことができるようになった一方、
いい旧譜と出会うことが徐々に難しくなっているなという感覚があります。
そういう意味では、これらの曲との出会いは、パーティーに行ってshazamしたり、
人のmixを聴いたり、記事を読んだり、そういう機会から得られたものだと改めて感じるので、
興味が薄れない限り、来年もそういう動きは続けていきたいなと改めて思いました。

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