バイブス≒機運です。
このブログでも告知していた、vibesmemeとしての初の主催のイベント「UNDEFINED SYMBOL」#未定義0630 を6/30に渋谷のWhite Space Labにて開催致しました。
改めて、来ていただいたお客様、ならびに出演していただいた、cpnnnさん、DOG NOISEさん、Nerubeatsさんの3組、そして、White Space Lab様、本当にありがとうございました。おかげさまで、第1回であるにもかかわらず、いい雰囲気のパーティーにできたのではないかと思っております。
個人的には、「安全圏からなんかなあみたいなことばっかり考えてるだけってのもさすがにそろそろやめて自分でまずなんかやれや」という気持ちと、「なんかやるって何やんのよ、おもしろそうなことはもうみんなやってるわ」という気持ちの葛藤を1年くらい続けた結果、待っててもちょうどいいタイミングなんか一生来ないんだからダメもとでとにかくやるかとなったときに考えたものが、今回のパーティーの趣旨と構成でした。
それが形になったことだけでも感慨深く、そして、このふわっとした考えをどうにかこうして形にできたのは、僕がわからないほとんどのこと、ブッキングやらフライヤーデザインやら、プレスの作成等々ほんとうにいろいろ手伝ってくれた、vibesmemeとしての相方でもある、kissmenerdygirlの協力のおかげです。彼には本当に感謝しています。
各組90分お願いするという構成でしたが、やってみると出演者それぞれの個性がかなり色濃く出たので、コンセプトでやりたかったことは比較的実現できていたのではないかという気がしています。基本的には個人の感想ですが、感じていたことをちょっと書いてみます。
cpnnnさんは、あまりにこのイベントの趣旨を慮ったセットで個人的に感激すると同時に、1DJとして勉強になりました。90分あるのでいろいろなジャンルの曲を詰め込むことは可能だと思いますが、ジャングルやったりジュークやってたはずなのに、なんでこんなに何の違和感もなくディスコやシティポップになっているのか、そんなことは可能なのか、などとぼんやり思っている間に、最後の曲、山下達郎 - SPARKLEで最高になっている自分がいて、どこにいくかわからんけど確実に最高の場所に連れて行ってもらえたという、このパーティー全体でやりたかったことの1つがcpnnnさんのDJにあったので、主催として非常に嬉しかったです。
Nerubeatsさんは、ビートメイカー・トラックメイカーでもあるので、自身が普段作っている曲に近い、韓国のR&Bやヒップホップを中心に、その中で自分の曲を映える位置にもってきていて、自己紹介ではないですが、Nerubeatsさんってこんな音楽をやっている人というのがよく伝わるような、トラックメイカーならではとも言えるセットをやっていただきました。そういった音楽をここ2年ほどたくさん聞いてきていて、大好きなジャンルだったので、それを実際に作っている人にDJでやってもらえることのありがたみが強く、また、これから間違いなくさらに飛躍するであろう人に、このタイミングでこの持ち時間で出演いただけたことが本当に良かったと思っています。個人的には、Sandy - I'm FineからpH-1 - Perfectの繋ぎを聞いたところで完全にブチあがりました。
DOG NOISEさんは、もはや説明不要なほど実績十分のDJで、なんでもできる人なので、何をやってくれるのか楽しみにしていましたが、本格的な4つ打ちからスタートしてもらえたことで、それまで当日の出演者であまりやっていなかったジャンルだったので、よりパーティーを多彩ものにしてもらえたと思っています。その後も、4つうちを中心に、ベースミュージックも織り交ぜながら、パーティーを締めに向かわせていただきました。最後は何で終わるのかなと思っていたところに流れたのはサカナクション - ネイティブダンサー。10年位前、まだ東京来る前にめちゃくちゃ聞いていた曲が、自分が初めてやったパーティーの締めに流れてしまうのは、さすがに耐え切れず感情になってしまいましたが、この流れでここにしっかり着地できるDJ力の高さを感じました。正直、乗る予定の飛行機に乗り遅れたというのをTwitterで見たときには戦慄が走りましたが、何はともあれ来ていただいて、そしてしっかり締めてパーティーを素晴らしく着地させていただいたことに本当に感謝しています。
vibesmemeは、事前にいくつかの禁止事項を2人の間で決めて、それ以外の楽曲に絞ろうということで互いに選曲してオープンからプレイしました。90分でBPMを100から130くらいまで上げながら、パーティーを徐々にあっためていけるようなプレイができればと思っていましたが、そういったプレイが少しでもできていたとしたら、嬉しいです。トラックリストは別の記事で上げてますのでよかったら検索して聞いてもらって、僕たちのプレイの感じが少しでも想像いただけたならば嬉しいです。
主催者としては、いろいろと課題が残った1回目だったというのが、正直なところです。
特に、プロモーションの部分は、もうちょっとお客様に来ていただけるような告知の工夫やコンセプトの伝え方ができれば、DJの皆様がよりプレイしやすい環境を作れたのではないかという反省があります。
じゃあ、具体的にどうしていけばいいのか、というところは正直まだまだわかっていない部分が多いので、また試行錯誤しながらとは思いますが、今回の良かった側面、じっくりと各出演者が時間を使って、やりたいことが出せる、それを見られるような場にはなっていたと思いますし、それが合わさって、全体としてやってみるまでどうなるか予測がつきづらいものになっていたという点も踏まえながら、今後もよりよいパーティーを少しずつ作っていければと思っております。
というわけで、また細々とではありますが、UNDEFINED SYMBOLの2回目を秋くらいにはできればと考えておりますので、その際にはこのブログやTwitter、月1のラジオで告知すると思います。その時にはちょっとでも気にかけていただけると嬉しいですし、これを見ていただいた方に、今度はパーティーでお会いできることを願っています。この度は本当にありがとうございました。引き続き、よろしくお願い致します。
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